夫の眼の前で、私は、初対面の男性に抱かれなければなりません

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私は、鎖を外され、杉山さんの前に立たされました。
杉山さんに改めて体を見て貰う為です。
私は、かちかちになっていました。
さっきまで、全身に汗を浮かべていたのに、熱くて堪らなかったのに、今度は汗が引いて、
寒気を覚えました。
手を前に膝を震わせる私に向かって、杉山さんが言いました。

『菜緒子さん、手を横にして下さい』と。

私は、自分の太腿を撫でるように手を両脚の横へ滑らせました。
指先が震えるのをどうする事も出来なくて、小さく何度も、手を握ったり開いたりしました。
手のひらの中には、体とは反対にじっとりと汗をかいていました。

短い沈黙が続きました。
杉山さんが、ゆっくりと舐めるように、私の全身に視線を這わせます。また涙が溢れて来て、
涙を拭うことが出来なくて、胸に零れた涙がとても冷たくて、私は肩を震わせました。
しばらくして、杉山さんが、誰にともなく呟きました。

『ご主人の前で、セックスされる為に、他の男に体を差し出す人妻・・・
美しいじゃないですか・・・』

私は、「人妻」という言葉を聞いて、妻であるのに、夫以外の男性に抱かれなければならない
自分が惨めで切なくて、益々顔を俯け鼻をすすりました。

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