早く、抱いて・・・・・

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杉山さんが立ち上がり、私の手からディルドを取り上げると聞きました。

『どんな風にセックスされるのが好きなの?』

と。
私は指先で唇から溢れた唾液をそっと拭い小さな声で答えました。

『後ろからされるのが好きです』

杉山さんがまた聞きます。
そうして私は、杉山さんの幾つかの質問に答えさせられました。
明るい居間で後ろから愛されることがあること、少し乱暴にされると興奮すること、夫に望まれれば、
自分から下着を脱いで後から欲しいとせがんでみせること、夫を悦ばせて上げる為に、自分で腰を
振ることもあること・・・やがて黙って聞いていた杉山さんが口を開きました。

『見たいですね。菜緒子さんが自分から腰を振る姿を』

私は杉山さんの手の中にあるディルドをじっと見つめました。
そして秘かにそれが私の花弁を割って、花園の奥深くに沈み込む、その時の感覚を想像しました。
とても恥ずかしいのですが、欲しくて、切なくて仕方ありませんでした。
今だけ、この部屋に居る短い間だけ、この二人の男性だけになら厭らしいM女性と思われたっていい、
どんなに恥ずかしく淫らな姿を見られたっていい。今、すぐにでもそれを手にして花園の奥深くに沈めて、
欲望のままに体をくねらせて、激しい恍惚の波に自分自身を投げ捨ててしまいたい。
そんな気持ちでした。

杉山さんと眼が合って、一瞬、視線が熱く絡み合いました。
私は慌てて眼を逸らしながら思いました。

早く、抱いて・・・・・

また花園の奥からじゅんと愛液が溢れ出るのを感じて、気付かれない様にそっと息を飲み込みました。

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