セックスされる姿を・・・貴方に見て欲しいの

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『さあ、ご主人を沢山悦ばせて上げて下さい』

私の返事を聞いて、杉山さんはそう言ってそっと私の頬を撫でました。
杉山さんの指は頬に微かに触れただけでしたが、私の全身に鳥肌が立ちました。
ドキドキしていました。
まるで走った後の様に息が苦しくて、小さく口を開けて息をしていました。
そのせいか唇が渇き、喉がからからで、私は何度も唾液を飲み、舌先でそっと唇を湿らせました。
静まり返った部屋には、私が息を弾ませる音だけが聞こえます。
そしてついに、私は杉山さんに促され、顔を上げ夫を真っすぐに見て言いました。

『・・・私、杉山さんにセックスされる姿を・・・貴方に見て欲しいの』

そんな言葉を自分が言っていることが信じられず、頭の中が真っ白で自分が何を言っているのか
さえも、分からないような気持でした。
細く掠れた声は震えていました。
言い終えた途端、体が一気に熱を上げ全身から汗が噴き出ているようでした。

『・・・お願い・・・』

夫が黙ったまま頷きました。

それから、私はソファへ連れて行かれ、ソファの上に膝立ちになる様に言われました。
膝立ちになると、杉山さんに、自分のことを夫だと思ってキスをせがむように言われました。
私は眼を閉じ、眼の前に居るのは夫だと自分に懸命に言い聞かせて言いました。

『・・・キス・・・して』

掠れ声を上げた私の唇に、ゆっくりと杉山さんの唇が重ねられました。
初めて触れた杉山さんの唇の感触は、夫のそれとは全く違っていました。
思わず体を反らせてしまった私に杉山さんが言いました。

『逃げないで』
『・・・ごめんなさい』

再び杉山さんが唇を重ねて来ました。
ニ三度唇をついばまれたかと思うとすぐに、唇を割って舌が忍び込んで来ました。
私は硬く目を閉じ、手をぎゅっと握りしめてその舌を受け入れました。
それが、私にとって初めての、夫の見ている前で夫以外の男性としたキスでした。

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