女性を辱めることで女性を愛する男性がいること

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そして、私は部屋の中をぐるりと一周させられた後、夫の眼の前に連れて行かれました。
夫の足元に四つん這いになって首をうな垂れる私に向かって杉山さんが上から言いました。

『さあ、顔を上げて、ご主人に菜緒子さんの綺麗な姿を見せて上げて下さい』

私は、少し顔を上げかけたのですがやはり夫に顔を向けることが出来なくて、小さく首を横に振りました。
いつまでたっても顔を上げられない私に、杉山さんがさらに言いました。

『菜緒子さんはご主人を悦ばせて上げる為に、ここへ来たのでしょう?
今日は、ご主人と菜緒子さんの為の一日なんですよ。私はそれをお手伝いするだけです。
これから先、私ではなくご主人にいつもと違う素敵な菜緒子さんを見せて上げて下さい』

それでも私は直ぐには顔を上げることは出来ませんでしたが、何度か促されやっとの思いで顔を上げました。
上から夫がじっと私を見つめていました。その眼を見て、私はいつかの眼に似ていると思いました。
それは、もう何年も前に初めて夫から『君が他の男性に抱かれる姿を見たいな』そう言われた時の夫の眼です。
その時はまだ半信半疑でした。愛する女性を自分以外の男性に抱かせるなど、考えも及びませんでした。
けれども、それから私は夫に教わりました。
世の中には、自分の最愛の女性が他人に抱かれる姿を見て興奮する男性がいること、
そして、女性を辱めることで女性を愛する男性がいること。
辱められることで、男性に愛される女性がいること・・・・・

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