花弁の奥に甘く疼くような感覚を覚えていました

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『綺麗な体をしているね』
杉山さんが言いました。
そして、もっと杉山さんの前に行って、体を見せるように言われました。
前からじっと見つめられ、次は横に向き、そして今度は真後ろを向いて、陳腐な例えですが、本当に心臓が
飛びだしてしまうのではないかと思う程に、胸は高鳴っていました。
私はいつしか自分の体が熱く火照っていることに気付きました。
とても恥ずかしいのですが、花弁の奥に甘く疼くような感覚を覚えていました。
そして、そんな自分を杉山さんに知られたら恥ずかしいと思えば思う程、体はその熱を増して、耳が熱くて
仕方なかったのです。

最後に両腕を高く上げて腋の下を見せるように言われました。
普段はけして人に見せることのない腋の下を露わにしたその恥ずかしいポーズは、まるでこれから罰を
受けなければならない罪人の様です。
両腕を上げた時、汗とオーデコロンの混ざり合った、甘く濃厚な香りが立ち昇るのが自分でも分かりました。
その自分の香りを嗅いで、益々私の体の熱が上がりました。
きっと顔は真っ赤だったと思います。

花弁の奥に甘く疼くような感覚を覚えていました。

私の一番好きなポーズです。
菜緒子の甘酸っぱい腋の香りに触れただけで、頭がぼぉーとするくらい興奮したものです。
菜緒子の、
腋の香りを聞いてください。
胸の谷間の汗の香りを聞いてください。

敏彦

1 Comments

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まる

素晴らしいですね

聞いても良いですか?www

  • 2020/04/11 (Sat) 01:53
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