『・・・・・恥ずかしい・・・』

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私は夫から、杉山さんは華美な服装や下着は好まないと聞かされていました。
ビデオレターを撮る時も、お会いする時も、普通の服装に普通の下着を着けるように言われていました。
けれども、女性にとってみれば、例えば水着の様な下着や、モデルさんが着ける様な下着の方が、
どれ程良いでしょうか。
普段、自分が着けている下着を見せなければならないことの方が、遥かに恥ずかしいのです。
普段自分が着けている下着を見せること、それは、自分の好みの色や形や素材、そして、それを通して
心の中に持っているセックスに対するイメージさえも、全て晒すことと同じですから・・・

けれども、私は杉山さんに言われるままに、服を脱いで行かなければなりませんでした。
ブラウスを脱ぎ、スカートを滑り落として、やがて、ストッキングも脱ぐように言われました。
ストッキングを脱ぐ時は、緊張のあまり爪先でストッキングをひっかけてしまいました。
ブラジャーとショーツだけの姿になっって、露わになった肌をエアコンの空気に撫でられた私は、全身に
鳥肌を立てて身震いしました。

杉山さんが言いました。
『今、どんな気持ち?』
からからに乾いた喉から、やっと絞り出した私の声はかさかさと掠れていました。
『・・・・・恥ずかしい・・・』

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