ブラウスの裾に震える指先を掛けました(45)

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杉山さんの居る部屋は階の違う、応接の付いている豪華な部屋です。
それから私達は、何も言葉を交わさないまま、ホテルの廊下を進みました。
ホテルの中は、薄気味悪ほど静まり返っていました。とても長い長い時間でした。

ベルを聞いて出て来た杉山さんは、全くさっきと同じ服装でした。
部屋に入りテーブルの前に座ると、ワインとフルーツを勧められ、断るのも失礼かとフルーツを少しだけ頂きました。
しばらくして、グラスを回しながら揺れるワインを見ていた杉山さんが低い声で言いました。
『じゃあ、菜緒子さん、送って来てくれたビデオの様に、僕の前で体を見せてくれますか?』
余りに静かで優しい声だったので、初め私は何を言われたのかよく分かりませんでした。
けれども、その意味を知った瞬間、殴打されたかのようなショックに頭の中が真っ白になりました。
会って一時間余り、まだ数えるほどしか言葉を交わしていない男性に、自分から服を脱ぎ体を見せなければ
ならないのです。しかも今度は夫が見ている前で・・・
杉山さんは声とは裏腹に鋭い眼差しで私をじっと見ていました。
私は固まった様に椅子から立ち上がれないまま、助けを求めて夫を見ました。
夫は私を見ると黙ったまま小さく頷きました。
『私は、貴方に愛されているからここに居るのですものね・・・』
さっき部屋で言った自分の言葉が頭をよぎりました。

『菜緒子さん、さあ・・・・』
杉山さんが私を促しました。
そして、ついに私は、椅子を離れホテルの部屋の真ん中に立ちました。
今日、初めて会った男性の前で、服を脱ぎ下着も取って、全裸の体を見せる為に。
ハイヒールがぐらぐらと揺れているのが、自分でも分かりました。
私は、息を飲み込み胸を高鳴らせながら、ブラウスの裾に震える指先を掛けました。

菜緒子

3 Comments

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T

毎晩更新ありがとうございます

ギラギラした視線が感じられそうですね。
是非、ビデオ撮影をして欲しかったです。
やっぱり、このような前菜が最高です。

奥田敏彦

Re: 毎晩更新ありがとうございます

T様

いつもコメント有難うございます。
なかなかお返事できず、失礼ばかりか重ねまして真に申し訳ありません。

これは現在公開中のビデオレター、菜緒子の脱衣に続くオナニー姿で、
一部を除いては撮影した動画より入り出した画像です。
元の動画も後日公開いたしますので、今後とも相変わらず閲覧頂ければ
幸いに存じます。

  • 2020/03/06 (Fri) 10:38
  • REPLY
奥田敏彦

T

楽しみにしております

動画楽しみです。想像すると出ちゃいそうです(笑)